伝統の製法
弊社は昔ながらの工程を省かず、安心安全な製品を心がけ、丁寧に製法加工しています。
工程は洗う、蒸し上げる、押さえる、刻む、乾燥があります。
海藻の汚れや余分な塩分を洗い流すことです。海藻の成分をいかに逃さず洗えるかが重要で、短時間で効率良く作業する事がポイントです。塩分を抜く工程のため手早く作業をしないと出来上がった製品がおいしくありません。
ポイントは昔ながらの蒸すという伊勢志摩の伝統の製法です。高温の200℃近い温度で蒸し上げることで、ふっくらとしたやわらかい食感のひじき、あらめが出来上がります。高温で蒸し上げる事で一般細菌が死滅します。
刻み幅は海藻によって異なります。あらめは0.85mm〜1mmに刻みます。
刻むことによって様々な食感が得られ、調理時、味も染み込みやすくなります。
加工するために、余分な水分を排出します。刻み幅が一定に揃った製品になります。例えばあらめの場合は0.85mm〜1mmに刻む為には日数は2〜3日要します。
乾燥温度は、季節によって変化する気温と湿度、工場内の室温をみて調整します。
ひじき・あらめは100℃〜130℃、わかめ・めかぶは50℃〜80℃で乾燥するなど海藻によってさまざま。対流式の機械乾燥機を使用する事で、短時間で乾燥させることが出来る為、衛生的な加工が出来ています。
洗う
蒸し上げる
刻む
押さえる
乾燥
安心の品質
帽子とマスクの着用、手洗いアルコール殺菌の徹底、作業の都度、高圧スチームにより、機械等を洗い、掃除は日に数回行うなどして衛生管理に努めています。
さらに機材には衛生面を重視し、近年ではステンレス素材の釜を使って、蒸しあげ裁断しています。
健康で毎日を過ごすために
健康食として見直されている海藻ですが、数年前、私自身が病を患いました。その時に改めて健康で毎日を過ごすためには?を考えるようになり、毎々、自社の海藻を食べるようになり、マクロビオティック、スローフードにも取り組みながら、自分自身海藻の良さに気付かせて貰いました。
ひとりでも多くの人に弊社の海藻を食べて健康になって頂き、日々の生活に役立てて頂きたいです。
良質の原料や、衛生的な製造・加工を行い、安心安全な商品を作っています。
特に健康を意識する人達に栄養素の豊富な海藻を食べて頂きたいです。